ドローン運送は、山間部や離島など、車や船だけでは荷物を届けにくい地域での活用が期待されています。
日本でも実証実験が行われており、日用品や食品、医薬品などの配送が進められています。
さらには災害時の活用においても、大きな役割を果たすことが期待されています。
一方で、天候や安全面、飛行ルールなど、普及するために解決すべき課題もあります。
この記事では、ドローン運送が使われている地域や物流での活用事例、注目されている理由、今後の可能性について解説していきます!
ドローン運送はどこで使われる?届けられる荷物は?
ドローン運送は、特に山間部や離島など、車で荷物を届けるのが難しい地域での活用が期待されています。
道路が少ない場所や、配送に時間がかかる地域では、空から荷物を運べるドローンが新しい配送手段として注目されています。
例えば、集落が山間部に点在している地域では、車で荷物を届けるために長い距離を移動しなければなりません。
離島でも、船などを使って荷物を運ぶ必要があるため、天候によって配送に影響が出ることがあります。
こうした場所では、空を飛んで荷物を運べるドローンがとても期待されています。
ドローンで運送する荷物として、日用品や食品、医薬品など生活に必要な様々な荷物が検討されています。
特に医薬品など、必要な場所へできるだけ早く届けたいものが優先されるかもしれません。
ドローンは車が走る道路に左右されずに移動できるため、目的地までの距離を短縮できる強みがあります。
ドローン運送の今後の可能性と課題は?
ここからは、ドローン配送の今後の可能性と課題を見ていきましょう。
ドローン運送が注目されている大きな理由の一つが、物流業界の人手不足です。
トラックを使った配送では、荷物を届けるためにドライバーが必要です。
もしドローンを活用できれば、離れた土地へ人が向かい荷物を届ける作業を軽減できる可能性があります。
人手だけに頼らない物流の仕組みを作ることができれば、ドライバー不足の解消にもつながります。
さらに、万が一災害が起きた際にも活用が期待されています。
災害によって道や橋が崩れてしまった場合、車両で物資を届けることは不可能になってしまいます。
そのため、車両で進める場所まで向かった後、その先はドローンによって毛布や水などを届けることができます。
人では届けられない場所にもドローンがあれば届けられるというのは、人命救助においても大きな役割を果たします。
さらに赤外線センサーによって、被災者の発見にも役立つことができるため、災害の多い日本においてドローンは今後も普及していくことは間違いありません。
一方でドローン運送が広がるためには、技術だけでなく、安全に飛行できる環境や運用方法を整えることが重要な課題となっています。
例えば、天候による飛行への影響や、安全確保です。
まだ日本では玄関先に安全に配送できる仕組みづくりが整っていないため、広い土地でなければまだ運用は難しい状況です。
まずはドローン運送の可能性を普及し、課題を一つずつ解決していくことで、実現に一歩近づけるでしょう。
参考リンク:
・国土交通省「ドローンを活用した荷物等配送に関するガイドライン」
・国土交通省「無人航空機(ドローン・ラジコン機等)の飛行ルール」